FreeBSD

• FreeBSD ハンドブック
• FreeBSDサーバー構築マニュアル

FreeBSD7以降ならportsnapが入ってるのでそれを。

初回時のみ

$ sudo portsnap fetch #portsnapのダウンロード
$ sudo portsnap extract #スナップショットの展開 
$ sudo portsnap update #アップデート

以降

$ sudo portsnap fetch
$ sudo portsnap update

これはもう使えない。

FreeBSDが5.2以降ならcsupが入っているのでcsupを使う。

まず、設定ファイルを作る。 /usr/share/examples/cvsup/にある*-supfileから適当なの選んで適当なところにコピー。

$ cp /usr/share/examples/cvsup/standard-supfile /usr/local/etc/supfile

中身をいじる。

vi /usr/local/etc/supfile
 
 
#*default host=CHANGE_THIS.FreeBSD.org
*default host=cvsup.jp.FreeBSD.org
*default base=/var/db
*default prefix=/usr
#*default release=cvs tag=RELENG_6_4
*default release=cvs tag=.
*default delete use-rel-suffix

hostとtagをいじっとく。

#例えば、FreeBSD 6-STABLEを追っかけたい場合は
tag=RELENG_6
 
#FreeBSD-6.4 用のリリースブランチを追っかけたい場合は
tag=RELENG_6_4
 
#FreeBSD-CURRENTがいい場合は
tag=.

hostはcvsupのミラーサーバ
tagはブランチタグ

portsパッケージの検索。 その１【whereis file】

$ whereis プログラム名
 
(例 emacsをインストールしたい場合)
$ whereis emacs
 
emacs: /usr/local/bin/emacs /usr/local/man/man1/emacs.1.gz /usr/ports/editors/emacs

その２ 【make search name=file】

$ cd /usr/ports
$ make search name=プログラム名
 
(例)
$ cd /usr/ports
$ make search name=nginx

インストールしたいportsのディレクトリに入って、【make】,【make install】,【make clean】

emacsをインストールする場合

$ cd /usr/ports/editors/emacs
$ make
$ make install
$ make clean

cleanまでやっておかないと無駄な容量が残る、アップグレードするときに問題が出る場合があるようです。

$ make install clean

でもできる。

portsのインストールディレクトリを変更したい場合は WRKDIRPREFIX変数とPREFIX変数を設定する。 例えばzshの場合.zshrcに

$ emacs .zshrc
 
export WRKDIRPREFIX=/opt/ports
export PREFIX=/opt/local

とすると/opt/portsでコンパイルして、/opt/local/にインストールされる。

portsのオプションを変えたいとかで再インストールしようとすると始めのインストールオプションのままのインストールになってしまいます、そんなときはportsのディレクトリに移動して【make rmconfig】でインストールオプションを消した後に再度インストール。

$ cd /usr/ports/editors/emacs
$ make rmconfig
$ make deinstall
$ make reinstall

portsをアンインストールしたい場合は、pkg_delete。 まず、/var/db/pkgでインストールしたportsを調べて、

$ ls /var/db/pkg
 
apache-1.3.41
.
.
.

$ pkg_delete apache-1.3.41

またはワイルドカード使って

$ pkg_delete apache-1\*

/etc/rc.confと/usr/local/etc/rc.d/のなかのファイルをいじる。

たとえばapache22をportsでインストールした場合。

# echo apache22_enable=\"YES\" >> /etc/rc.conf
# /usr/local/etc/rc.d/apache22 start

これで起動して次回起動以降も自動起動する。 止める場合は

# /usr/local/etc/rc.d/apache22 stop