Debian

初期設定

忘れそうな初期設定のめも

sudo

macがsudoなんでLinuxでもsudoが使いたい。 一回設定するともう必要ないんで忘れないようにメモ。
aptにsudoがある。インストールのときにデスクトップ環境も選ぶと一緒にインストールされる
まずは、visudoか、/etc/sudoersを直接編集。
root消して、適当なグループでsudoでけるように

#root  ALL=(ALL)       ALL
%wheel  ALL=(ALL)       ALL

%を付けるとグループ名。付けないとユーザー名。
直接/etc/sudoersを編集した場合はパーミッションを440に戻す。
shellのhistoryも一つですむようになるんで便利。

apt

debianのパッケージ管理システムaptの初期設定だとnon-freeとか使えないようになっているので 使えるように変更。
/etc/apt/sources.listをいじります。

$ cd /etc/apt
$ sudo emacs sources.list
 
# deb cdrom:[Debian GNU/Linux 4.0 r1 _Etch_ - Official i386 NETINST Binary-1 20070820-20:21]/ etch main
 
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main contrib non-free
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main contri b non-free
 
deb http://security.debian.org/ etch/updates main contrib non-free
deb-src http://security.debian.org/ etch/updates main contrib non-free                                                                                                                            

deb cdromなんたらをまず消すかコメントアウト
その下の…etch main のあとにcontribとnon-freeを追加

フォント

Debianの初期フォントは汚いのがいや。
M+ FONTS
IPA フォント
ダウンロードしたフォントを.fontsに移動

$ cp mplus-TESTFLIGHT-014.tar.gz ~/.fonts
$ cd ~/.fonts
$ tar xzfv mplus-TESTFLIGHT-014.tar.gz
$ fc-cache -fv #フォントキャッシュの更新

フォントを削除する場合

$ rm -R ~/.fonts/mplus-TESTFLIGHT

sysv-rc-conf

debianにはchkconfigがないのでかわりに

/usr/sbin/sysv-rc-conf

 をつかう。そのまんまだとGUI?が起動します。とってもつかいにくし。
下のようにコマンドとしてつかっていくのがよろし。 ただし、パッケージのバージョンアップ等で設定が元に戻るんであんまり意味ない。
使わないものはインストールしちゃいけませんってことみたいです。

インストールされてなかったら

$ sudo aptitude install sysv-rc-conf

でインストールできる。

サービス一覧表示

$ sudo /usr/sbin/sysv-rc-conf --list 
 
# 知りたいのが一つだけの場合
$ sudo /usr/sbin/sysv-rc-conf --list smb

自動起動のon,off

下みたいにon,offで切り替え。

$ sudo /usr/sbin/sysv-rc-conf [service] on
$ sudo /usr/sbin/sysv-rc-conf [service] off

特定のランレベルでon,off

ランレベル2でのsmbの自動起動をoffにするばあい。

$ sudo /usr/sbin/sysv-rc-conf --level 2 smb off

ntp

時刻合わせ。

$ sudo aptitude install ntp
.
.
.
$ sudo /usr/sbin/sysv-rc-conf ntp on #起動時に自動でサービスを開始するように

Emacs

Debianのパッケージでいれられるemacsは21なのでutf-8とか使えなくていや。 だから自分でダウンロードしてきてコンパイルしたら、こんなエラーがでて起動できませんでした。

emacs: Cannot open termcap database file

なんかibncurses5-devを入れればいいらしい。

$ sudo aptitude linstall ibncurses5-dev

ここからemacsをダウンロードしてくるかwgetで

$ wget http://ftp.gnu.org/pub/gnu/emacs/emacs-22.3.tar.gz
$ tar xvzf emacs-22.2.tar.gz 
$ cd emacs-22.2
$ ./configure --without-x
$ make
$ sudo make install

再コンパイルしたら使えるようになりました。

最新版は下のリポジトリからチェックアウト

cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.savannah.gnu.org:/sources/emacs co <modulename>

自分の場合はこんなかんじで

$ cd ~/local/src/emacs-dev/
$ cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.savannah.gnu.org:/sources/emacs co .
$ ./configure
$ make bootstrap
$ make 
$ sudo make install

毎日の楽しみはこれ

$ cd ~/local/src/emacs-dev
$ cvs update -Pd
$ head emacs/ChangeLog

デフォルトのエディタ

viも使わないと忘れそうなんでデフォルトのエディタはvi。
ユーザーのプロファイルに以下のような行を加えて環境変数 EDITOR を設定

EDITOR=vim
VISUAL=$EDITOR
export EDITOR VISUAL
alias editor=$EDITOR

すべてのユーザ向けのデフォルトのエディタを変更したい場合

$ sudo update-alternatives --config editor

でエディタの一覧がでてくるので番号を選択

デフォルトのシェル

デフォルトのシェルを変更する chshってコマンド。

$ chsh
 
新しい値を入力してください, 標準設定値を利用するには リターンを押してください.
        ログイン・シェル [/usr/bin/bash]:

ってでるので

        ログイン・シェル [/usr/bin/bash]:/usr/bin/zsh

って使うシェルを教える。

日本語設定

日本語の入力じゃなく。

$ sudo aptitude install language-pack-en language-pack-ja

で、.zshrcにでも

$ sudo emacs ~/.zshrc
 
#language                                                                                                                         
LANG=ja_JP.UTF-8
LC_ALL=ja_JP.UTF-8
export LANG LC_ALL

そのあとアップデート

$ . ~/.zshrc
$ sudo dpkg-reconfigure locales
 
Generating locales...
  en_AU.UTF-8... up-to-date
  en_BW.UTF-8... up-to-date
  en_CA.UTF-8... up-to-date
  en_DK.UTF-8... up-to-date
  en_GB.UTF-8... up-to-date
  en_HK.UTF-8... up-to-date
  en_IE.UTF-8... up-to-date
  en_IN.UTF-8... up-to-date
  en_NG.UTF-8... up-to-date
  en_NZ.UTF-8... up-to-date
  en_PH.UTF-8... up-to-date
  en_SG.UTF-8... up-to-date
  en_US.UTF-8... up-to-date
  en_ZA.UTF-8... up-to-date
  en_ZW.UTF-8... up-to-date
  ja_JP.UTF-8... up-to-date
Generation complete.

あとタイムゾーンもAsia/Tokyoとかに

$ sudo dpkg-reconfigure tzdata
 
Asia
 
Tokyo

aptitude

アクション

コマンド 動作
installパッケージをインストール・更新します
removeパッケージを削除します
purgeパッケージと設定ファイルを削除します
holdパッケージを固定します
unholdパッケージの固定を解除します
markauto自動的にインストールされたという印をパッケージにつけます
unmarkauto手動でインストールされたという印をパッケージにつけます
forbid-versionaptitudeに特定のパッケージバージョンの更新を禁止させます
update新規および更新可能なパッケージの一覧をダウンロードします
upgrade安全な更新を行います
dist-upgradeパッケージのインストールや削除を伴う更新を行います
forget-newどのパッケージが新規かの情報を消去します
search名前や正規表現でのパッケージを検索します
showパッケージの詳細を表示します
cleanダウンロード済みのパッケージファイルを削除します
autoclean古い、ダウンロード済みのパッケージファイルを削除します
chengelogパッケージの更新履歴を表示します
downloadパッケージ用の.debファイルをダウンロードします
reinstall現在インストールされているパッケージをダウンロードし再インストールします

オプション

コマンド動作
-hヘルプ
-sアクションのシミュレートのみを行い実際には実行しません
-dパッケージのダウンロードのみ行いインストールや削除はおこないません
-P確認やアクションのために常にプロンプトをだします
-yすべてのYes/Noの質問に対して常にYesを答えたとみなします
-f依存関係が壊れたパッケージを積極的に修復しようとします
-Vパッケージのどのバージョンがインストールされるかを表示します
-D自動的に変更されたパッケージの依存関係を表示します
-Z各パッケージのインストールサイズの変更を表示します
-v付加的な情報を表示します
-qコマンドラインモードで進行状況を逐一報告しません
–with(out)-recommends推奨パッケージを強い依存関係として扱うか否かを指定します
-S<ファイル名>ファイル名からaptitudeの拡張状態情報を読み込みます
-u起動時に新しいパッケージ一覧をダウンロードします
-i起動時にインストールを行います

apacheモジュールのシンボリックリンク追加

debianでapacheのモジュールのシンボリックリンクを追加するには a2enmod を使う。 
(例)

a2enmod php5

消す場合は

a2dismod php5

システムのアップグレード

ディストリビュージョンを新しいのにアップグレードする場合は、新しいバージョンのディスクが必要です。 新しいディスクを入れたら、apt-cdrom -d /cdrom add → apt-get -u dist-upgradeとします。

$ sudo apt-cdrom -d /cdrom add
Password:
CD-ROM マウントポイント /cdrom/ を使用します
CD-ROM をアンマウントしています
ディスクを待っています ...
ディスクをドライブに入れて enter を押してください 
CD-ROM をマウントしています ...
確認しています.. [e82ea08bbb1a374dadd334407f00bdd1-2]
ディスクのインデックスファイルを走査しています ..
1 のパッケージインデックス、0 のソースインデックス、0 の署名を見つけました
Found label 'Debian GNU/Linux 5.0.0 _Lenny_ - Official Multi-architecture amd64/i386/powerpc NETINST #1 20090214-16:14'
このディスクは以下のように呼ばれます: 
'Debian GNU/Linux 5.0.0 _Lenny_ - Official Multi-architecture amd64/i386/powerpc NETINST #1 20090214-16:14'
Reading Package Indexes... 完了 す ...
新しいソースリストを書き込んでいます
このディスクのソースリストのエントリ:
deb cdrom:[Debian GNU/Linux 5.0.0 _Lenny_ - Official Multi-architecture amd64/i386/powerpc NETINST #1 20090214-16:14]/ lenny main
CD-ROM をアンマウントしています ...あなたの持っている CD セットの残り全部に、この手順を繰り返してください。
 
$ apt-get -u dist-upgrade

アップグレードし終わったらCDを取り出して、/etc/apt/sources.listを修正する。
cdromの部分をコメントアウトし、etchの部分をlennyに変更する

#コメントアウト 
#deb cdrom:[Debian GNU/Linux 5.0.0 _Lenny_ - Official Multi-architecture amd64/i386/powerpc NETINST #1 20090214-16:14]/ lenny main
 
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ lenny main contrib non-free
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ lenny main contrib non-free
 
deb http://ftp2.jp.debian.org/debian-volatile/ lenny/volatile main contrib non-free
 
deb http://security.debian.org/ lenny/updates main contrib non-free
deb-src http://security.debian.org/ lenny/updates main contrib non-free

iptables

適当に書いたiptablesのスクリプトファイルを/etc/network/if-pre-up.d/に突っ込んでおく。だけ。

$ sudo mv iptable_rules /etc/network/if-pre-up.d/
$ sudo chmod +rx /etc/network/if-pre-up.d/iptable_rules
linux/debian.txt · 最終更新: 2009/09/19 05:54 (外部編集)